コスパ抜群!中華製テント、ネイチャーハイク「クラウドアップ1」を登山で使ってみた

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ネイチャーハイクとは

Naturehike公式サイト
Naturehike公式サイトより

ネイチャーハイクとは、2010年に中国で誕生したテントをはじめとするキャンプ用品を取り扱う総合アウトドアブランドです。ネイチャーハイクの特徴といえば、なんと言っても圧倒的なコストパフォーマンスでしょう。今回の記事でご紹介するソロテントも激安の¥13,900(2020年10月現在)です。しかもグランドシート付き。他社のソロテントは3万、4万は当たり前なのでネイチャーハイクのテントは他の半値以下。価格破壊ですね(笑)
「それだけ安いと粗悪品なのでは?」
「安かろう、悪かろう」
なんて声も上がってきそうですね。そこで今回は実際にネイチャーハイクのテントを使って山で計5泊してきましたので、その経験を踏まえてテントの紹介をしていきます。

Cloud Up1 20Dアップグレード版のスペック

スペック

CloudUp1 20Dアップグレード版
CloudUp1 20Dアップグレード版
定員1名
サイズ230×110×100cm
総重量1.52kg
フライ耐水圧PU4,000mm
フロア耐水圧PU4,000mm
フライ材質20D Silicone Nylon
フロア材質20D Silicone Nylon
ポール材質7001高強度アルミニウム

付属品

テント付属品
テント付属品

上の写真のものが付属品となります。グランドシートは別で購入しなければならないメーカーが多い中、ネイチャーハイクのこのテントはグランドシートもしっかり付いています。

実際に組み立ててみる

説明書き
説明書き

テントを入れる袋の中に簡単な説明書きがあります。これだけではわかりずらいと思うので、一緒に組み立てていきましょう。

グランドシート
グランドシート

まずはグランドシートを広げます。今回は自宅で設営しましたが、実際にフィールドで使う場合はなるべく平らな場所を選びましょう。
写真の右手前が入口となりますので、こちらに一定のスペースを確保して陣取りましょう。

ペグを打つ
ペグを打つ

私はグランドシートを広げた段階でペグを打ちますが、今回は割愛します。
説明書きではフライシートを被せてからペグを打っているようですが、風が吹いている日は先にペグを打ってしまわないとグランドシートが飛ばされることがあるので私は先にペグを打っちゃいます。

インナーテントをのせる
インナーテントをのせる

グランドシートの形に合うようにインナーテントを広げます。

ポールを組み立てる
ポールを組み立てる

ポールは広げるとそれっぽい形になるので、組み合わせていけばすんなりいけるはず。

穴に入れる
穴に入れる

インナーテントとグランドシートの両方の穴にポールの先端を通します。計3か所。

枠組み
枠組み

すると上の写真のような形になります。テントっぽくなってきましたね(^^)
個人的に長いポールを先に差すとやりやすいかなと思います。

ポールに引っ掛ける
ポールに引っ掛ける

インナーテントに付いているフックをポールに引っ掛けます。

インナー完成
インナーテント完成

↑ここまでくればもう一息!

フライシートを被せる
フライシートを被せる

インナーテントとフライシートの入り口部分のチャックが同じ個所に来るように被せます。

ロゴが読めるように
ロゴが読めるように

表裏を間違えないように。私は燕岳で逆に被せていて恥ずかしい思いをしました。(笑)

インナーとフライを固定
インナーとフライを固定

写真のようにインナーとフライをカチッと固定。

ガイラインも忘れずに
ガイラインも忘れずに

最後にガイラインを付けて、大きな石や木にくくりつけてテントが飛ばされないようにしましょう。

中の様子
中の様子

ペグで固定していないので先端部分がかなり細くなっていますが、本来はもう少し広いです。
しかし、見てもらったらわかる通りザックを入れるとかなり狭くなります。実際は中で荷物を広げるでしょうし、まだ狭くなります(-_-;)

ランタンフック
ランタンフック

テントの上部にフックがあるので夜はここにランタンをかけて明かりを灯せます。

全長
全長

公式が出している寸法と差異がないかも確認してみましょう。
内部の広さは229cm。

高さ
高さ

高さは101cm。写真ではありませんが、横幅は一番広いところで110cm。
ほぼスペック通りですね。
前室の広さはペグを打たないとちゃんとした数字が出ないので割愛させてもらいますが、公式では長さ65cmです。

良いところ・悪いところ

良いところ

こちらのテントの良いところはなんと言っても圧倒的なコスパでしょう。上記しましたが価格が¥13,900(2020年10月現在)。どれだけ安いかピンとこない人もいると思うので、モンベルの大人気テント「ステラリッジテント1型」と価格比較してみましょう。

ステラリッジテント1型
ステラリッジテント1型


価格
  • テント本体¥27,500 +税
  • レインフライ¥11,500 +税
  • グランドシート¥4,000 +税

ネイチャーハイクとは違いモンベルのテントはテント、フライ、シートが別売りになるのですべて購入する形になります。
合算すると、、、¥43,000+税!値段が違いすぎる(-_-;)
公式が出しているスペックはあまり変わらず、耐水圧においてはクラウドアップ1の方が高くなっています。
モンベルは安心の日本製という利点はあるけれど、さすがにこの価格差は大きすぎますね。

悪いところ

実際使っていて大きな不満はありませんが、強いて言うとフライシートの開け閉めの際にチャックが噛みやすく少しストレスを感じることかな。

チャックが噛みやすい
チャックが噛みやすい

ここだけネイチャーハイクさん、何とかならないかなー(笑)

実際に使ってみての感想

2020年夏~秋にかけて山行でクラウドアップ1を実際に使ってみた感想としては、「普通に使えるし値段もめっちゃ安いし良い!」です。
耐水圧や重量など他社製と比べて見劣りするところもなく、山で大雨にも打たれ、強風にもさらされましたが不具合も起きませんでした。
これから山でテント泊をしたい、けどあまりお金もかけられない」といった方は選択肢として考慮していいと思います。

あと、これはソロテント全般に言えることですが、大きなザックをテント内に置くとなかなか狭いですね。(-_-;)
軽量性にこだわる方であればソロテントで良いのですが、快適性も保ちたいといった方は2人用のテントを買った方がいいかもしれませんね。

購入者の声

この値段でこの重さはすごく良いと思う。気候の良いときに使うなら必要十分だと思います。

人生初のテントですが、かなり気に入りました。
最初、組み立てる時、こんな不器用な俺はできるのかと心配したのですが、
5分もかからずに出来たので、嬉しかったです。

思っていたよりもスゴくコンパクトで重さもさほど無いのでソロキャンプやツーリングをしている人にはオススメ出来ると思います。

Amazonではかなりの高評価を得ていますね(^^)
ちなみにクラウドアップ1は春から秋にかけての3シーズン用のテントなので冬には適しません。

ネイチャーハイクのおすすめ商品

ネイチャーハイクにはテント以外にも注目したい商品がありますので紹介しておきましょう。

チェア

最近この手のチェアが多いですが、ヘリ〇ックスの半額以下で買えるお得なキャンプ用チェアです。購入者の声も上々ですし買って損なし!ヘリ〇ックスは高い(-_-;)


寝袋

高級ダウン使用のダウンです。夏のキャンプや車中泊にいかがでしょうか?


ここ数年、日本でもシェアを伸ばしているネイチャーハイク。2020年9月にはNaturehike Japan 公式オンラインストアを開設して、いよいよ本腰を入れてきたように感じます。他社では真似できないようなコストパフォーマンスで日本市場を席巻する存在になるのでしょうか。今後の動向に注目です。

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この記事を書いた人

登山が好きなアラサーです。

1人でも多くの方に登山の魅力を伝えたい!と思い、ブログで「登山の知識」や「登山ギア」の情報を発信しています。また最近では登山のほかにも、自転車、キャンプ、バーベキューなど、さまざまなアクティビティにも挑戦中です。

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