電車とバスを乗り継いで【武奈ヶ岳】で雪山デビュー!道のり、行き方を解説。

今回は滋賀県にある「武奈ヶ岳」へ雪山登山に行ってきましたので、登山口までの行き方、登山ルートを解説します。

雪山に行きたいけど、車で行くには道が凍ってて怖いしスタッドレスタイヤも必要。
できれば公共交通機関で行きたいという人も少なからずいらっしゃるでしょう。
そんな方に武奈ヶ岳はオススメの山です。冬でも駅から登山口までバスが走っているし、帰りは元の場所に戻る必要はなく
登りとは反対側の登山口へ下りて、そのまま駅に向かうことができます。

急な登りがあったりしますが決して難易度の高い山ではないので、この記事を参考にしていただいて
ぜひ冬の武奈ヶ岳へ挑戦していただければと思います。

無雪期に行った際の武奈ヶ岳の記事はコチラ↓↓
[st-card myclass=”” id=”933″ label=”” pc_height=”” name=”” bgcolor=”” color=”” fontawesome=”” readmore=”on” thumbnail=”on” type=””]

YouTubeに動画をアップしていますのでよろしければご覧ください。


※登山する際は必ず地図は携帯しましょう

目次

武奈ヶ岳の概要

武奈ヶ岳山頂

武奈ヶ岳山頂

[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#ccc” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”2″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]

【標高】1,214m
【所在地】滋賀県大津市
【歩行時間】坊村バス停から比良駅まで約6時間
【難易度】★★☆☆☆

[/st-mybox]

アクセス

【電車】
大阪駅(東海道・山陽本線)→堅田駅(湖西線)
※新快速湖西線経由敦賀行に乗車すれば乗換なし

【バス】
堅田駅(堅田葛川線 細川行)→坊村
※登山口へのバスは冬季営業していない線が多い中、こちらのバスは通年営業です。

[/st-mybox]

江若交通時刻表

江若交通時刻表

午前中は平日、土日祝ともに8:50発のバスのみとなります。

ルート解説

武奈ヶ岳登山マップ

武奈ヶ岳登山マップ

今回は坊村バス停→武奈ヶ岳山頂、武奈ヶ岳山頂→比良駅を目指すルートです。
雪山を歩くためアイゼンは必須です!
また、平日は登山者の数が少なくトレース(足跡)がないため、雪山に不慣れな人は土日祝の登山者が多めの日を選ぶと良いでしょう。

平日に登山される方は雪が踏み固められていないので、スノーシューがあると良いかもしれません。地図読みの知識も必須です。

坊村バス停を出発

坊村バス停

坊村バス停

堅田駅から細川行のバスに乗り揺られること約40分、坊村バス停へ到着。途中で降りていった登山者もいたので、その方たちは蓬莱山にでも行ったのでしょう。

公衆トイレ

公衆トイレ

下山するまでお手洗いがありませんので、こちらで用を足しておきましょう。

坊村~御殿山登山口

GoogleMap「坊村~御殿山登山口」

上の写真通りに「御殿山登山口」まで歩きます。

御殿山ルート

御殿山ルート

いざ、登山開始!
と思いましたが、この辺りから地面が凍っているのでアイゼンを装着します。

登りが続く

登りが続く

登山開始から登りが続きます。雪や氷で足場が悪いので一歩一歩足場を確かめながら歩きます。

分岐点

分岐点

御殿山への分岐。右へ進んでも左に進んでも後ほど合流します。積雪期は左の道へ進むように標識が出ているので左へ進路を取ります。

御殿山を経てワサビ峠へ下る

御殿山

御殿山

先ほどの無雪期ルートと積雪期ルートの合流地点から少し進むと御殿山に到着。

御殿山広場

御殿山広場

10人ほどなら休憩できそうな広場になっているので、ここで小休止して武奈ヶ岳へアタックすると良いかもしれませんね(^^)

ワサビ峠

ワサビ峠

御殿山から少し下っていよいよ武奈ヶ岳へ。

稜線を歩き山頂へ

稜線を歩く

稜線を歩く

稜線へ出ました。ここの稜線は「西南稜」と呼ばれているそうです。

コヤマノ岳方面分岐

コヤマノ岳方面分岐

武奈ヶ岳山頂と、コヤマノ岳方面への分岐です。後ほどココまで戻ってくるので覚えておきましょう。

武奈ヶ岳山頂

武奈ヶ岳山頂

武奈ヶ岳山頂

武奈ヶ岳山頂へ到着!登山開始から3時間です。
山頂までの道のりは曇っていて、綺麗な眺望は半ば諦めていたのですが
山頂へ到着するなり晴れ間が見え始めました。

琵琶湖

琵琶湖

琵琶湖がとても綺麗に見えます。
木々に雪が積もっていて、それもまた神秘的。

空気が澄んでいて美しい

空気が澄んでいて美しい

冬は寒くて登山するには過酷な環境ですが、その反面空気が澄んでいて
遠くまでクッキリ景色を眺めることができます。

モッチッチ

モッチッチ

お昼にカップラーメンを食べて、しっかり景色も堪能したので下山します。

湖西側へと下る

コヤマノ岳方面分岐

コヤマノ岳方面分岐

先ほどの武奈ヶ岳山頂とコヤマノ岳方面への分岐まで戻り、コヤマノ岳を目指します。

帰り道は他にもある

帰り道は他にもある

今回は最短で下るルートを選択しましたが、八雲ヶ原を経由して下るルートもあります。
八雲ヶ原はテント場として利用する人もいるような開けた場所となっていますので、そちらから帰るのも良いかもしれません。

今回は八雲ヶ原へは行かず、コヤマノ岳へ。

コヤマノ岳

コヤマノ岳

コヤマノ岳へ着いたら、次は金糞峠へ向かいます。この辺りは通っている人が少ないのか
雪がフカフカでした。スノーシューだと歩きやすいかもしれませんね。

金糞峠

金糞峠

金糞峠からは蓬莱山へもアクセスすることができ、いろいろなルートの経由地点となっているようです。

金糞峠からの眺め

金糞峠からの眺め

琵琶湖を綺麗に眺めることができます。

氷柱

氷柱

氷柱がガッツリついてますね(^^)

大山口

大山口

金糞峠からしばらく下り、青ガレも越え歩き続けると大山口までやって来ました。
イン谷口という駐車場まではあと少し。

イン谷口から比良駅まで

比良駅を目指す

比良駅を目指す

イン谷口からは雪がなくなり、アイゼンが必要なくなるので外します。
標識通り進み比良駅を目指します。

林道を歩く

林道を歩く

普通の道を歩くと思いきや林道を歩きます。

161号線の下に出る

161号線の下に出る

161号線の下まで出たら右に進んで突き当りを左折。(どちらに進んでも合流します。)

比良駅まで真っすぐ

比良駅まで真っすぐ

あとはひたすら真っすぐ歩くと比良駅です。

比良駅

比良駅

ゴール地点の比良駅へ到着です。
坊村バス停から登山を開始して約6時間で比良駅まで来ることができました。

武奈ヶ岳は難易度の高い山ではありませんが、冬は天候によって危険な場合もあるので
雪山登山する場合は、事前にしっかり準備をして臨みましょう。

この記事を書いている私は

似顔絵

[st-mybox title=”ポイント” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#FFD54F” bordercolor=”#FFD54F” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”10px 0 0px 0″]

登山歴9年
登った山は富士山、槍ヶ岳、奥穂高岳、宝剣岳、石鎚山、八経ヶ岳etc..
春から秋にかけて月に1~2回を目標に登山
[/st-mybox]

私が使っている記事の紹介↓↓
[st-card myclass=”” id=”1755″ label=”” pc_height=”” name=”” bgcolor=”” color=”” fontawesome=”” readmore=”on” thumbnail=”on” type=””]
武奈ヶ岳の地図はコチラ↓↓


オススメの記事はコチラから↓↓

[st-card myclass=”” id=”933″ label=”” pc_height=”” name=”” bgcolor=”” color=”” fontawesome=”” readmore=”on” thumbnail=”on” type=””]
[st-card myclass=”” id=”1308″ label=”” pc_height=”” name=”” bgcolor=”” color=”” fontawesome=”” readmore=”on” thumbnail=”on” type=””]

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

登山が好きなアラサーです。

1人でも多くの方に登山の魅力を伝えたい!と思い、ブログで「登山の知識」や「登山ギア」の情報を発信しています。また最近では登山のほかにも、自転車、キャンプ、バーベキューなど、さまざまなアクティビティにも挑戦中です。

コメント

コメントする

目次