[st-kaiwa1]登山を始めたいんだけど、初心者は何から揃えればいいの?[/st-kaiwa1]
このような疑問をお持ちの方いらっしゃいますよね?
登山歴8年の僕が”初心者がまず揃えるべき3つのアイテム”をご紹介します。
この記事を読んであなたも登山デビューしちゃいましょう。
■登山歴9年
■登った山は富士山、劔岳、石鎚山、大杉谷etc..
■春から秋にかけて月に1~2回を目標に登山 [/st-mybox]
登山用具の「三大基本装備」
登山用具の中で、「三大基本装備」と呼ばれるものがあります。
それは「登山靴」、「バックパック」、「レインウェア」の三点です。
初心者の方はまずはこの三点を揃えましょう。
ただ一気に揃えようとするとかなりのお値段になるので
「登山靴」、「バックパック」を買った後に
「レインウェア」を購入するというのもありかと思います。
それでは一つずつ見ていきましょう。
登山靴
出典:LA SPORTIVA公式サイト
舗装のされていない山道や岩場を歩くには登山靴は必須と言えるでしょう。
たまに登山をこれから始めるという方に、
スニーカーではダメなの?と聞かれることがありますが、やめておきましょう。
スニーカーと登山靴の大きな違いは
「ソールの厚さ」と「足首が固定されているか否か」です。
岩場や山道は地面がゴツゴツしているので、
ソールが薄く、足首が固定されていないスニーカーでは怪我のリスクが高まります。
一方登山靴はスニーカーに比べ、
ソールが厚く、足首が固定されているので岩場や捻挫から守ってくれます。
舗装された道をハイキングするくらいであればスニーカーでも良いかと思いますが、
これから登山を続けていくなら登山靴はぜひ購入しましょう。
初めの一足はミドルorハイ
どんな靴を買うべきかは目標とする山によって違うため
一概には言えませんが、よくわからないという方は
ハイカットシューズかミドルカットシューズにしましょう。
ハイカットの登山靴はくるぶしまで足をカバーしてくれるので
捻挫の危険性を減らしてくれるし、小石や砂の侵入を防いでくれます。
ミドルカットはハイカットに比べ足首の保護が弱まりますが、
軽快に歩きたいときに使うと重宝します。
ハイカットの締め付け感が苦手な方におすすめです。
一方、ローカットシューズはというと、
山道に慣れた方がある程度整地された道を歩くには良いかと思います。
しかし、ハイカットやミドルカットのものに比べて足首の保護が少ないので
、初心者の方が買う最初に一足には不向きかもしれません。
以上のことからまずは登山初心者の方はミドルカットorハイカットの登山靴を購入しましょう。
登山靴は試し履きを
登山靴は実際に履いてみて自分の足に合ったものを選ぶことがとても大切です。
サイズが合っていないと歩行中に靴擦れをおこしたり、
つま先が靴の先端に当たって詰めが割れたりします。
歩行中に辛い思いをしないためにも靴選びは慎重に行いましょう。
登山用具店では実際の足の長さ、幅などを専用の器具で測ってくれますし、
山道を想定した斜面を歩けたりするので店舗に足を運んでみるのをオススメします。
詳しくはこちらの記事をご覧ください↓
どれを選べばいいの?初心者におすすめの登山靴は?
バックパック
バックパックは長らくリュックサックやザックと呼ばれてきましたが、
最近では英語のバックパックという言い方が定着してきましたね。
普段使いのバックパックとの違いは
材質やピッケルホルダーやスキーホルダーの有無もありますが、
大きな違いはチェストハーネス、ウエストハーネスが付いているかどうかだと思います。
この二つが付いていることによって、
肩だけに荷物の重みがかからず、腰にも重さを逃がしてくれます。
これによって長時間の歩行する際も
身体への負担を減らしてくれるメリットがあります。
ですので登山を始められる方は、
タウンユース用ではなく登山用のバックパックを選ぶとよいでしょう。
バックパックの種類
登山用のバックパックには様々な容量のものがあります。
「目的別で大まかにこれくらいの容量を使いましょう」
というのがありますのでご紹介します。
20~30l
日帰り~山小屋泊
もっとも汎用的なサイズ。
初心者にオススメ。
30~50l
山小屋泊
食料や山小屋で使う洗面用具などを入れるには
これくらいのサイズは必要。
50l~
縦走、テント泊
数日の縦走やテント泊の装備などを入れる場合のサイズ。
出典:Millet公式サイト
バックパックの選び方
登山靴と同様に、
目標とする山やスタイルによって選び方は変わってきます。
初めから数日かけての縦走をする方は少ないでしょうから、
初心者の方は20l~30lの日帰り用のサイズのものから選ぶといいじゃないでしょうか。
自分は荷物が少なく最小限のものしか持ち歩かないという方は20l、
カメラやクッカーなどを持っていく方は30lくらいのものを選びましょう。
ただ、あくまでも無雪期の登山の場合だとお考え下さい。
雪山用にアイゼンや防寒着が加わるといま紹介した通りではなく
一回り大きなものが必要となる場合もあるのでそこは理解をしておいてくださいね。
もう一つ注意しておきたいのが、
メーカー、シリーズ、容量が同じでもバックパックの”背面の長さ”によって
サイズが分けられているということです。
この点にも注意してバックパックを選びましょう。
↓↓↓オススメのバックパックの記事更新しました↓↓↓
日帰り登山から山小屋泊まで。カリマーの王道リュック【リッジ30】
レインウェア
出典:Millet公式サイト
レインウェアがなぜ三大基本装備に入るのか
疑問に思う方もいらっしゃるかも知れませんが、
レインウェアはめっちゃ大事です。
登山をされている方で、
雨天の登山を経験したことがある方はお分かりになると思いますが、
途中で雨が降ってきたらビチャビチャになるし、寒いし
とてもつらい思いをするんです。
そんな時に身を守ってくれるのがレインウェアです。
雨から身体を守り、体温の低下を防いでくれるので
登山をするうえでとても重要な装備だと言えます。
防水透湿素材のものを選ぶ
レインウェアで重要なことは
防水かつ透湿力の高いものを選ぶことです。
ホームセンターなどで売っているビニール素材のカッパは
安価に買えるので、それで代用している方もたまに見かけますが
あれは防水性があっても透湿素材ではないので
湿気が内にこもって内側から濡れてきてしまいます。
それにより体温が奪われて支障をきたすのでビニール素材のものはやめておきましょう。
防水透湿素材のレインウェアは高価ですが、
雨を防ぐだけでなく防風と防寒対策にも役立ちますので一着は持っておきたいです。
併せて購入したいもの
レインウェアだけでは覆いきれない部分があるので併せて
- レインハット
- レイングローブ
- バックパックカバー
も持っておくとよいでしょう。
バックパックカバーに関しては
バックパック購入時に一緒についてくるものもあるので、
確認してから購入すると良いでしょう。
まとめ
今回は”初心者が揃えるべき三大登山用品”についてまとめてみました。
この三つだけでも決して安い買い物ではありませんが、
これから登山を始めようと思っている方は
必ず必要になる装備ですのでここから揃えてみましょう。
まだまだ登山で便利なギアやアイテム
時期によって必要なアイテムなどたくさんありますので
またの機会にご紹介させていただきます。
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