奈良の「釈迦ヶ岳」を歩く。山頂には如来像と360°のパノラマあり[ルート解説付き]

今回は奈良県にある釈迦ヶ岳と大日岳へ一泊二日で登山しに行ってきたので、スケジュールとルートの解説をします。
釈迦ヶ岳山頂は世界遺産に選ばれる「大峯奥駆道」のルートの一部になっており、釈迦如来像が祀られております。
稜線の眺望も山頂からの360度の眺めも文句なし、如来像のたたずまいも素晴らしい山なのでみなさんに共有できればと思います。

↓↓YouTubeに動画アップしていますのでよろしければどうぞ。

似顔絵

この記事を書いている私は
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登山歴9年
登った山は富士山、槍ヶ岳、奥穂高岳、宝剣岳、石鎚山、八経ヶ岳etc..
春から秋にかけて月に1~2回を目標に登山
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目次

釈迦ヶ岳の概要

如来像

釈迦ヶ岳の「如来像」

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【標高】1,799m
【所在地】奈良県吉野郡十津川村・下北山村
【歩行時間】2~3時間
【難易度】★☆☆☆☆

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アクセス

【車】
大阪から阪神高速、南阪奈道、京奈和道を経由して五條ICで降りる。
その後168号線を進み、谷瀬のつり橋少し手前から太尾登山口方面へ進むと到着。
大阪から約3時間の道のりです。

登山口から手前数キロは落石が多くあるので要注意!

落石

落石

ルート解説

駐車場and登山口

太尾駐車場

太尾駐車場

車で山道を進むと「太尾駐車場」へ到着します。こちらは駐車場兼登山口となっていて、車は10数台は停められそうです。今回私が来たときは10台以上停まっていましたね。平日でそれだったので休日であればもっと多くの車が停まっているのでしょうか?

お手洗い

お手洗い

お手洗いも併設されていて思ったよりキレイでした。管理されている方がこまめに清掃されているのでしょう。ご苦労様です。

登山口

登山口

登山開始!ですが、登山届のボックスが設置されていますのでお忘れなく!

樹林帯から稜線へ

樹林帯

樹林帯

登山を開始して30分ほどは木々の中を歩きます。やはり山は癒されますね♪

出合

出合

尾根に出ると開けた景色が!歩き出して30分程でこんなにキレイな景色に出会えると思っていなかったので、かなりテンションが上がりました♪

絶景の稜線を歩き千丈平へ

ススキ

ススキ

開けた道を歩き続けます。風に揺られるススキは絵になります(^^♪

開けた景色

開けた景色

眩しくて目は開いていませんが(笑)360°の景色の中を歩けます。気持ちいいー。

紅葉

紅葉

一部紅葉が見られました。紅葉を見ると一年の終わりが近づいてることを再認識させられますね。

古田ノ森

古田ノ森

「古田ノ森」の看板を発見しました。この場所に木々が密集しているから森と言われているのかな?

千丈平

千丈平

今夜のテント場「千丈平」へ到着です。写真の辺りは水たまりになっていました。「あれ?ネットでは千丈平でテント張れるって書いてたけど、、」なんて思いながら辺りをウロウロしてみると、

千丈平テント場

千丈平テント場

もう少し釈迦ヶ岳山頂方面へ進んだところに開けた場所がありました。上の写真の看板が目印です。ここを右に折れると焚火の跡や、木をいい感じに配置してイスやテーブルっぽくしてある場所発見。

テント

テント

ここを今夜のテント場とするっ(^^)/
ここまでで2時間ちょっとの行程です。

巻道を通り深仙ノ宿へ

釈迦ヶ岳の巻道

釈迦ヶ岳の巻道

巻道を通って深仙ノ宿を目指します。こちらを通るほうが山頂を経由して行くより時間の短縮になります。
ただし、草が生い茂っていて道が非常にわかりづらかったです。登山道の目印となる赤色の布は随所にありましたので、見落とすことなく進みましょう。

深仙ノ宿

深仙ノ宿

深仙ノ宿へ到着。ここの眺めもとても良かったです。テントも張れるので次回来たときはこちらに張ってみようかな?

避難小屋

避難小屋

避難小屋です。ここに宿泊する方も多いそうですね。私は他の方と狭い空間にいるのが気まずいので利用しませんでした。(笑)

避難小屋の中

避難小屋の中

思ったよりもキレイ。なんと焚火もできるみたいです。

太古の辻

太古の辻

圧巻のたたずまいです。まるでど根性大根の様。

大日如来坐像が祀られる大日岳へ

大日岳

大日岳

大日岳を目指しますが、ここからは看板にもある通り危険な個所が続きますので、自信のない方、不慣れな方は登るのを控えましょう。

大日如来坐像

大日如来坐像

山頂に行くには鎖場と迂回路があります。鎖場は修行される方が通られる道です。一般の方は迂回路を通るのが良いでしょう。万が一鎖場を経由して山頂に行く場合は十分に気を付けて上りましょう。(鎖場は劣化もあるそうです)
山頂からの展望はありませんが大日如来坐像が迎えてくれます。下山の無事を祈りながら下ります。

一旦ブレイク

一旦ブレイク

深仙ノ宿へ戻り一旦ブレイク。

いよいよ釈迦ヶ岳山頂へ

青空と釈迦如来像

青空と釈迦如来像

深仙ノ宿から50分くらい登って釈迦ヶ岳山頂です。釈迦如来像の立派なたたずまいは圧巻です。よくぞ標高1,799mにこんなものを作ったものです。

紅葉と釈迦如来像

紅葉と釈迦如来像

紅葉がまた映えますね~。

夕暮れとと釈迦如来像

夕暮れとと釈迦如来像

今回一番の写真が撮れました。実際に肉眼でこの景色を見れた私はとてもラッキーです。とっても感動しました。

ゴマ豆乳鍋

ゴマ豆乳鍋

テント場まで戻って夕食です。こなべっちを使ってゴマ豆乳鍋を作りました。

ゴマ豆乳鍋を食す

ゴマ豆乳鍋を食す

冷えた体に染みわたります。やはり寒い夜にはお鍋ですね(^^)
その後就寝。

翌朝、テントをたたんで下山

テントをたたむ

テントをたたむ

朝を迎えて、日の出の写真を撮ろうかと思いましたが、ガスっているので断念。
テントをたたんで下山します。

駐車場へ戻りゴール

駐車場へ戻りゴール

ガスっていた天気も次第に晴れてきてゴールする頃には快晴です。登山あるあるですね。(笑)
今回は一泊二日で釈迦ヶ岳、大日岳へ行きました。天気も良く、好条件の中如来像も見れたし最高の休日となりました。釈迦ヶ岳は何度もリピートしたくなる素敵な山だったので、ぜひ春夏秋冬の山容も見てみたいものです♪

日帰りと仮定して所要時間を確認しておくと
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太尾駐車場~釈迦ヶ岳山頂まで往復約5時間
太尾駐車場~釈迦ヶ岳山頂~大日岳まで往復約8時間

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といったところでしょうか。

日帰りで行かれる方が多いようなので、この記事をご覧の方もぜひ行ってみてくださいね。釈迦ヶ岳山頂まででしたら難しいコースではないので体力に自信のない方でも十分楽しめるでしょう。
個人的には山頂からの夕焼け、日の出も見てほしいのでテント泊がオススメです!
ただし、駐車場以外お手洗いがありません。そこは要注意です。携帯トイレを持ち込みましょう。

周辺の観光スポット

谷瀬の吊り橋

登山した帰りに「谷瀬の吊り橋」へ行ってはいかがでしょうか?写真の通りスリル満点の橋は長さ297m高さ54mで揺れる揺れる!(笑)
私も実際に行ったことがありますが、恐る恐る渡った記憶があります。観光バスで来たりしている人もいたのでけっこう賑わっていますよ。
十津川村観光協会

今回使用したアイテム

ギア














カメラ関係












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この記事を書いた人

登山が好きなアラサーです。

1人でも多くの方に登山の魅力を伝えたい!と思い、ブログで「登山の知識」や「登山ギア」の情報を発信しています。また最近では登山のほかにも、自転車、キャンプ、バーベキューなど、さまざまなアクティビティにも挑戦中です。

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