コロナによる登山自粛はいつまで?みんなの意見を集めました

[st-kaiwa1]「コロナウイルスで登山を自粛しているんだけど、いつになったら登っていいの?」[/st-kaiwa1]

↑こんな声にお答えして、登山をされている方の意見をまとめてみましたので、
参考までにご覧いただけたらと思います。

似顔絵

この記事を書いているボクは
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登山歴9年
登った山は富士山、宝剣岳、石鎚山、八経ヶ岳etc..
春から秋にかけて月に1~2回を目標に登山
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そもそもなぜ、登山は自粛すべきという意見が出ているのかと言うと
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・人気の登山コースは人が溢れる
・山小屋は狭いので密を避けることができない
・地域住民の方に不安を与えてしまう

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このような理由があげられます。

この記事では上記したような登山を自粛すべきと言われる理由、
そして山岳団体、登山者の声をまとめましたので
詳しく解説していきます。

目次

登山を自粛すべき理由

人気の登山コースは人が溢れる

グループハイキング

出典:pixabay

難易度が低い山は初級者から上級者まで分け隔てなく楽しむことができるので
登山者が多くなります。関東では高尾山、関西では六甲山あたりでしょうか。
また、公共交通機関で行くことのできる山は、車がない人でもアクセス可能なので
人が多くなる傾向があります。

このような条件に当てはまるような山は人が溢れる可能性があるので
密状態を避けることが難しくなります。

山小屋は狭いので密を避けることができない

山小屋

出典:pixabay

難易度が高く、アクセスが悪い場所であっても密になる可能性があります。
それは山小屋です。山小屋は基本的に隣で寝る人との距離がほとんどありません。
個室を提供している山小屋もありますが、あくまで限定的です。

このことから、今夏の営業を休止したり、予定をずらす山小屋も出ています。
例えば、富士山の各登山ルートの山小屋も今夏の営業をしないと決定しましたし、
北アルプスの一部の山小屋は7月以降の営業に切り替えたりしています。

↓富士山閉鎖のニュースはコチラから↓
【悲報】2020年の富士山への登山はできなくなりました

地域住民の方に不安を与えてしまう

孤独

出典:pixabay

ここがみなさん一番気になっているところではないでしょうか?
「登山に行った際、そこに住んでいる人はどう思うだろうか?」

このような声は多いはずです。
地域住民の方の気持ちを考えると、どの山に行くのも迷いますよね。
「もし、自分が無自覚のままウイルスを運んでしまったらどうしよう」
このような気持ちから、登山は自粛すべきという声が聞かれます。

みんなの声を集めました

登山自粛について登山団体、一般の登山者はどのように考えているのでしょうか?
まとめてみましたので、参考までにご覧ください。

山岳四団体

山岳四団体の
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・公益社団法人 日本山岳・スポーツクライミング協会
・日本勤労者山岳連盟
・公益社団法人 日本山岳会
・公益社団法人 日本山岳ガイド協会

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は、このような声明文を共同で発表をしています。

一部抜粋

全国民が、外出制限、商業施設の相次ぐ閉鎖あるいは在宅勤務等々、
日々逼迫した窮屈な生活を強いられています。
このような現況下で、都市を離れ、清浄な空気と自然を求めての
登山やクライミング行為は、出先の方々への感染を広め、
山岳スポーツ愛好者自身が感染するリスクを高めます。
この緊急事態に対処するには、
山岳スポーツを愛する皆様の他者への思いやり、
そして何よりご自身の感染防御に専心され、
事態の収束を見るまで山岳スポ ーツ行為を厳に自粛していただきますよう、
山岳四団体としてお願いたします。

つまり、登山に出掛けると周りの人にも感染のリスクを与えてしまうので
コロナウイルスが落ち着くまで自粛を強く求めます。とのことですね。

YAMAP

YAMAP代表の春山慶彦さんはYAMAPのサイト内でこう述べられました。

“Stay home”から”Play in your home mountains”へ
そもそも、登山は野外のアクティビティです。登山中、密集・密接・密閉の「三つの密」はほぼありません。また、山に登ることで足腰が鍛えられるだけでなく、素晴らしい景色を見て心が洗われたり、森林を歩くことでリフレッシュできたりするなど、心身の健康維持、増進につながるアクティビティでもあります。

ただし、公共交通機関での移動や休憩場所への立ち寄りなどにおいては「三つの密」に該当するケースがあります。地域の事情を踏まえながら、登山を再開する場合においては、新型コロナウイルスの感染拡大の予防に努めながら、以下の点に気をつけるようにしましょう。

・公共交通機関の利用は極力控える
・都道府県をまたいでの遠征登山は控える
・移動の際は立ち寄らずに帰宅する
・複数人で登る場合は、ソーシャルディスタンス(約2m)をとる
・地域住民の方への配慮を忘れず、地域のルールや方針を事前に確認する
・医療機関や救助隊に負担をかけぬよう、危険を伴う登山は避ける
Play in your home mountains.

この記事を書いている現在は5/24で、多くの県で緊急事態宣言が解除されています。
いままでは、Stay homeで家にいることが求められていましたが、
徐々に次の段階に進もうとしています。これからは
“Play in your home mountains”として、可能な限り他者に迷惑をかけず、
地元の山に登ろう。という意見をYAMAP代表の春山さんはおっしゃられています。

一般登山者の声

SNS

出典:pixabay

私はfacebook内で山好きが集まるサークルに所属しているのですが
そのサークル内で登山の解禁についての話題が出ていましたので
いくつかご紹介させていただきます。

「緊急事態宣言が解除されれば登山に行く」

「電車やバスは控えるけど、自家用車であれば問題ないんじゃないの」

「山小屋が開けば、そのタイミングで登山も解禁」

「今年は登山は無理かな~」

など、意見はさまざまです。
いずれにしても、今まで通りではなく
ほかの方に迷惑をかけない形で実施するという声が多く見られました。

登山解禁の指標

登山トレッキングハイキング07

出典:Unsplash

明確な指標はありませんが、いくつかの目安はあるかと思います。
それは
・緊急事態宣言の解除
・山岳四団体の発表
・山小屋の営業開始
などで、どこに目線を合わせるかはその人次第です。
誰かがこの日に一斉解禁だ!なんて言ってくれるものではありませんから
自分で世の中の情勢を見て判断する必要があります。

それを判断するうえでも上記した3つの動向を見ておくのは重要かもしれません。

“Stay home”から”Play in your home mountains”へ

YAMAPのサイトに掛かれていたこの文言
“Stay home”から”Play in your home mountains”へ
が、いま現在一番しっくりくる考え方かなと思います。

コロナウイルスが落ち着くのかはまったくわかりませんが
好きな山に自由に登れる日が来るまでは
地元の山で人に迷惑をかけずに登ることを心がけましょう。

かくいう私は緊急事態宣言が解除されましたので
6月からは近くの山へ登りに行こうと思います。

本記事は以上です。

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この記事を書いた人

登山が好きなアラサーです。

1人でも多くの方に登山の魅力を伝えたい!と思い、ブログで「登山の知識」や「登山ギア」の情報を発信しています。また最近では登山のほかにも、自転車、キャンプ、バーベキューなど、さまざまなアクティビティにも挑戦中です。

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