【2021年】これがオススメ!登山で使えるグレゴリーのリュック5選

グレゴリーロゴ


バックパックのメーカーとして40年以上続いている「GREGORY(グレゴリー)」。
グレゴリーはビジネスからタウンユース、アウトドアなど様々なシーンに合わせたバッグを手掛けています。

世界各国で不動の人気を誇るグレゴリーですが、なぜそんなにも愛されているのでしょうか?
それはグレゴリーが掲げる一つの哲学が物語っています。

「適切にデザインされたバックパックは、身にまとうものであって背負うものではない」

シンプルですが、画期的なこの哲学をもとに
ユーザーに寄り添ったバッグ作りが広く共感を呼び、今日のグレゴリーが出来上がりました。

今回は数あるバッグの中から、登山で使えるリュックをピックアップしてご紹介します。

目次

グレゴリーのおすすめリュック【5種類】

まずはじめにグレゴリーのリュックを知る上で覚えておかなければならないことがあります。

グレゴリーのリュックの中には「ミウォック」「マヤ」のように名前は違いますが基本的な性能は同じ、といったものが存在します。
これは男性用と女性用を区別するために名称が付けられているのですが、それだけではありません。
男性と女性では身体のラインが違いますよね?
男性には男性の身体に合うショルダーハーネスを、女性には女性の身体に合うショルダーハーネスを、といった具合に
男性か女性かによって、よりリュックがフィットするような作りになっている点で名称が分けられているのです。

これを踏まえて頂いた上で、以下に各シリーズごとの特徴をまとめましたので
この記事を読まれた方がグレゴリーのリュックを手に取る参考になれば幸いです。

ミウォック・マヤ

ミウォック(メンズ)

出典:Amazon
スペック

【容量】12、18、24リットル
【重量】703、803、839g
【サイズ】ワンサイズ

マヤ(レディース)

出典:Amazon
スペック

【容量】10、16、22リットル
【重量】658、748、798g
【サイズ】ワンサイズ

まずはじめに紹介するのは「ミウォック」「マヤ」です。こちらのリュックは各種容量が3つ展開されていて、最大でもミウォックの24リットルとなります。
登山用のリュックの中では小型に分類されますので、使用シーンとしては日帰りハイキングトレイルランニングが考えられます。

ミウォックとマヤの特徴は

サングラス収納
サングラス収納
大きなウエストポケット
大きなウエストポケット

出典:グレゴリー公式サイト

ショルダーハーネスが可変式なので背負う人を選びませんし、
サングラスをいちいちリュックに戻すのも面倒なので、それが省けてありがたい。
あとスマホがウエストベルトに収納できるのはすごく便利!
写真を撮るたびにリュックに出し入れするのは手間だし、かといってポケットに入れると
歩く妨げになるので、ウエストベルトが大きいのは非常に嬉しい作りです。

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ズール・ジェイド

ズール(メンズ)

出典:Amazon
スペック

【容量】30、35、40リットル(SM/MDサイズは-2リットル)
【サイズ】SM/MD、MD/LG

ジェイド(レディース)

出典:Amazon
スペック

【容量】28、33、38リットル(XS/SMサイズは-2リットル)
【サイズ】XS/SM、SM/MD

ズールとジェイドは日帰りの登山から小屋泊に適したサイズのリュックです。
先ほど紹介したミウォックとマヤにも装備されていた特徴を持ちつつ、容量を大きくして
より登山にフォーカスした仕上がりになっています。

ズールを購入する際に注意しなければならない点は
30リットルと35、40リットル(マヤは28リットルと33、38リットル)では
少し作りが異なるという点です。

ドローコード式
ドローコード式
雨蓋内側のポケット
雨蓋内側のポケット

出典:グレゴリー公式サイト

ズール30(ジェイド28)はメイン荷室へのアクセス部がジッパータイプに対して
ズール35、40(ジェイド33、38)はヒモを引っ張って閉めるドローコード式。

また、ズール35、40(ジェイド33、38)のみ雨蓋の内側にもジッパー式のポケットが装備されています。
容量が大きくなれば収納が多くなるというのは当たり前といえば当たり前ですが
この辺りは購入の際気を付けたいポイントですね。

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スタウト・アンバー

スタウト(メンズ)

出典:Amazon
スペック

【容量】35、45、60リットル
【重量】1270、1340、1610g
【サイズ】ワンサイズ

アンバー(レディース)

出典:Amazon
スペック

【容量】34、44、55リットル
【重量】1230、1280、1540g
【サイズ】ワンサイズ

スタウトとアンバーは非常に汎用性が高く丈夫なリュック。

背中とリュックの接地面は3D構造になっており通気性に優れます。また、
ショルダーハーネスとウエストベルトにも通気性の良い素材を使用し
長時間背負っても汗蒸れがしにくい作りとなっています。

スタウトとアンバーのおすすめポイントは

  • 背負ったままアクセスできるサイドのメッシュポケット
  • 10センチの間で調整可能なウエストベルト
サイドポケット
サイドポケット
調節可能なウエストベルト
調節可能なウエストベルト

出典:グレゴリー公式サイト

サイドポケットって背負ったまま荷物を出し入れしたいんですよね。
だけど、他のリュックだと手が届かなくて結局降ろして荷物を取り出しがちです。
しかし、スタウトとアンバーのサイドポケットは横が開いており
荷物を背負ったままアクセスできます。地味に嬉しい機能です(^^)

ウエストベルトが簡単に調節できるのも良いですね。
ベルト部分を引っ張って調節するタイプが多い中、ベルトの根元からベルクロで調整するイメージでしょうか。
これならご飯を食べすぎた後も安心ですね♪

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パラゴン・メイブン

パラゴン(メンズ)

出典:Amazon
スペック

【容量】48、58、68リットル(SM/MDサイズは-3リットル)
【サイズ】SM/MD、MD/LG

メイブン(レディース)

出典:Amazon
スペック

【容量】45、55、65リットル(XS/SMサイズは-3リットル)
【サイズ】XS/SM、SM/MD

パラゴンとメイブンは大型の中では軽量性を意識したリュックとなります。

スピード感のあるハイキングに対応するため、体の動きにしなやかに追従する
サスペンションを搭載し、バックパネルを肉抜きして通気性に優れる3D構造にしてあります。

パラゴンとメイブンのおすすめポイントは

  • サイドにあるストレッチメッシュポケット
  • 荷物の取り出しに便利なサイドジッパー

リュックのサイドに伸縮性のあるメッシュポケットがあり、薄いサンダルくらいなら入る大きさがあり便利です。
また、大きく開くサイドジッパーもあるので荷物の取り出しや整理が便利。よく使うものやレインウェアを
ジッパーの近くに入れておくと良いかもしれませんね♪

伸縮性のあるサイドポケット
伸縮性のあるサイドポケット
大きく開くサイドジッパー
大きく開くサイドジッパー
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バルトロ・ディバ

バルトロ(メンズ)

出典:Amazon
スペック

【容量】65、75、85リットル(Sサイズは-3リットル、Lサイズは+3リットル)
【サイズ】S、M、L

ディバ(レディース)

出典:Amazon
スペック

【容量】60、70、80リットル(Sサイズは-3リットル、Lサイズは+3リットル)
【サイズ】XS、S、M

最後にバルトロとディバの紹介です。バルトロとディバはグレゴリーの登山用リュックのフラッグシップモデル。
長期の縦走が行えるように背負い心地、機能面を細部に至るまで作りこんだリュックです。

なんと各種ハーネスを購入時にカスタマイズできるサービスがあり、真にその人の体形に合った
自分だけのリュックを作ることが可能です。
ちなみにカスタマイズするには「テクニカルフィッティングディーラ-」対象店舗にて
カウンセリングしてもらう必要があります。

バルトロとディバの特徴は

  • カスタマイズ可能な各種ハーネス
  • ハイドレーションの給水袋入れがアタックザックにもなる
  • 上から下まで開口するU字型のジップ

カスタマイズできるハーネスに関しては上記した通りです。

私がバルトロとディバですごく良いと感じている点が、アタックザックが標準装備されている点です。
テント泊をして、そこを起点に山頂へアタックする際に大きなリュックは必要ないので
小型のリュックがあるとすごく便利です。他のリュックだと別で小型のリュックを用意する必要があるのですが
バルトロとディバに関してはその必要がないので、とてもうれしい装備だと思います。

また大型のリュックの場合、底にある物を取ろうとした時に上部からのアクセスのみだと
上の物をいちいち取り出してからしかそこにたどり着けませんが、
バルトロとディバはフロントが大きく開く構造なので、リュックの底へのアクセスが容易で、整理もしやすくなっています。

アタックザック
アタックザック
大きく開くU字ジップ
大きく開くU字ジップ

Amazonでも高評価を得ているバルトロとディバ。
筆者の私も愛用していて、縦走の時には大変重宝しています(^^)

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背負いやすくユーザーフレンドリーなリュック

実際にグレゴリーのリュックを使っている身として感じるのは、背負い心地・機能ともに
非常にユーザーのことを考えて作られているという点です。

サングラスをショルダーハーネスに引っ掛けることができることも
リュックを背負ったままサイドポケットにアクセスできることも
些細なことかもしれませんが、いろいろなユーザーの声を拾い上げてリュックを制作しているのだと感じ取ることができます。

取り扱うジャンルを広げ過ぎずに、カバンに注力して作り続けてきたメーカーだからこそ成せる業かもしれませんね。

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この記事を書いた人

登山が好きなアラサーです。

1人でも多くの方に登山の魅力を伝えたい!と思い、ブログで「登山の知識」や「登山ギア」の情報を発信しています。また最近では登山のほかにも、自転車、キャンプ、バーベキューなど、さまざまなアクティビティにも挑戦中です。

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